第7回 沖縄大交易会視察

1.目的および概要:

地域・経済活性化委員会では、沖縄国際ハブ機能活用促進に向けた施策について理解を深めることを目的に、日本最大規模の「食」をテーマにした国際商談会「第7回 沖縄大交易会」の視察を行った。当商談会は、11月14日(木)~15日(金)の2日間開催され、海外・国内から、選りすぐりのバイヤーが多数参加する「事前マッチング型個別商談会」である。大会運営会社である(株)沖縄コングレ様、(公財)沖縄県産業振興公社様のご協力の下、商談会場であるコンベンションセンター展示会場、宜野湾市立体育館にてご説明頂いた後、会議棟A及びBに移動し、併催事業の視察を行った。

2.視察日:令和元年11月14日(木)14:00~16:00

3.場所:沖縄コンベンションセンター、宜野湾市立体育館

4.参加者:照屋委員長、委員10名、オブザーバー7名、事務局2名 計20名

5.視察内容

【第1商談会場:コンベンションセンター/第2商談会場:宜野湾市立体育館】

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(公財)沖縄県産業振興公社 宮平様、仲嶺様よりアテンド・ご説明いただいた。

○沖縄県では、東アジアの中心という地理的優位性を活かし、国際物流貨物ネットワーク(沖縄国際航空物流ハブ)の構築・拡大を目指している。このネットワークを活用し、日本全国の特産品等の海外販路拡大につなげていくことを目的に当商談会を開催している。

○通常の商談会とは異なり、沖縄大交易会オリジナルの「サプライヤー固定型」で商談会を実施する事で、展示商品や商品サンプルを持ち運ぶ手間が省け、効率よくプログラムをこなす事が可能である。また、専用のビジネスマッチングサイトを活用し、参加申し込み時に登録されたバイヤー・サプライヤー双方から、事前に商談希望をヒアリングすることで、ミスマッチングを防ぎ、精度の高い商談を行い、成約率を向上させる特色がある。個別商談は各30分間行い、1日7商談行う。13:00~14:30の90分間はフリー商談として、バイヤーが気になるブースを見つけての商談も行える。

○2009年秋に、那覇国際空港に構築された沖縄国際物流ハブにより、国際貨物取扱量は目覚しい勢いで伸び、成田、関空、羽田、中部国際に次ぐ、国内第5位へと急成長を遂げている。沖縄国際物流ハブは、ANA貨物ハブを基盤とし、ヤマト運輸をはじめとするフォワーダーによる海外輸送サービスや沖縄県内商社等との連携による混載輸送を通じて、「リードタイム短縮」「小口配送」「鮮度維持」が可能となった。

○昨年度の商談成約率は32.5%(成約見込み含める)で、前年比25.1%より7.4%アップした。今年度バイヤーは17の国と地域より264社が参加した。国内サプライヤーは、47都道府県より336社、海外サプライヤーは11社、合計347社が参加した。今年度より、第2商談会場である宜野湾市体育館を増設したが、会場がいっぱいで、出展希望を断っているケースもあり、昨年に引き続き大型MICE施設の拡充・整備の必要性を感じる。

○公的機関ブースでは、農林水産省動物検疫所や沖縄地区税関、日本貿易保険、沖縄県(アジア経済戦略課)などの公的支援機関が、バイヤーとの商談を進める上での物流、関税、検疫、法律等の相談をはじめ、ビジネスサポートの相談を受けている。

 

【コラボしたい!沖縄の素材展/Like!OKINAWAいいもの市】

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○シークワーサー、黒糖など沖縄県産素材のパウダーや濃縮液、そして、これらを扱った商品を一堂に集め展示している。また実演紹介とともに、試食も可能だ。

 

【琉球の大交易展】

○交易の中心となった琉球について、当時の貿易を記録した「歴代宝案」の世界を紹介している。600年前の沖縄(琉球王国)は、中国・日本・朝鮮・東南アジアの国々へ赴き交易を行う中継貿易を展開した。また、商機を求め、様々な国から沖縄に人が集まり、空前の繁栄を誇っていた。

 

【ジェトロ食品輸出商談会】

〇日本産食材の輸入を希望する海外バイヤー7社を沖縄に招き、海外販路開拓に意欲のある中小事業者(国内サプライヤー)を対象として、事前予約制で個別商談を開催していた。(参加バイヤー:イタリア、ドイツ、オーストラリア、フィリピン、中国、ロシア、ブラジル(輸入・卸売業者、小売業者)

 

【いいね!AWAMORI展】

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○琉球泡盛は、日本最古の蒸留酒として約600年の歴史を持つ。「いいね!AWAMORI展」は、海外・国内バイヤー等に向けた泡盛の認知度向上を目的として、琉球泡盛の製法・歴史、海外市場に向けたブランド戦略・商品づくりの先進事例等の取り組み等についての紹介が行われていた。また、泡盛試飲会を実施しており、泡盛にマッチする沖縄食材を使用した料理との組み合わせ提案を行っていた。(主催:内閣府沖縄総合事務局、沖縄県酒造組合)

 

【全国特産品展示コーナー】

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○沖縄大交易会2019に出展されるサプライヤーの実際の商品を、都道府県毎に分けて展示することによって、沖縄大交易会の参加者(バイヤー、サプライヤー、視察者、支援団体等)へ商品の紹介を行うと共に、商品の認知促進を目的に開催されていた。

最後に、本視察にご協力頂きました、(株)沖縄コングレ様、(公財)沖縄県産業振興公社様には大変お世話になり、誠にありがとうございました。この場を借りまして御礼申し上げます。

 

 (文責:沖縄経済同友会 事務局)