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韓国視察(対馬、釜山、ソウル)

日 程:令和6年2月1日(木)~2月4日(日)

場 所:対馬、韓国(釜山・ソウル)

参加者:渕辺代表幹事、川上代表幹事、當銘副代表幹事、垣花委員長、出村委員長、上運天委員長、小林委員長、前田委員長、委員7名、事務局3名 総勢18名

1.目的および概要:

国際委員会では、海外ビジネスの可能性及び海外先進地事例の調査研究の一環として、これまでにアジア各国、ニュージーランド、欧州、米国等を訪問し、ビジネスの展開及び沖縄経済発展への可能性を調査してきた。今年度の短期視察は、日本と経済面での結びつきが強まっている韓国を視察するとともに、朝鮮半島に近い国境の島で、長い歴史の中で、大陸と日本をつなぐ要衝である対馬の視察を実施した。

・対馬では、和多都美神社参拝と航空自衛隊 海栗島分屯基地の視察を行った。

・釜山では、釜山新港に関する視察として、日系企業の内外トランスライン社の視察訪問と釜山港湾公社の広報館視察を行った。

・ソウルでは、韓国国防研究院(KIDA)との意見交換、JETROソウル事務所との意見交換、在大韓民国日本国大使館の相星大使ならびに浪岡総務公使兼経済公使との夕食懇親会、DMZ非武装地帯視察(自由の橋、第3トンネル、都羅展望台)、韓国貿易協会(KITA)との意見交換、NANTA鑑賞を行った。

2.行 程

宿泊ホテル

3.参加者名簿

4.視察の様子:

(1)【対馬】和多都美神社参拝


(2)【対馬】航空自衛隊 海栗島分屯基地視察

鰐浦港より傭船にて海栗島分屯基地へ。体験喫食をさせていただいた後、基地司令の坂井2佐より海栗島分屯基地における航空自衛隊の役割についてご説明いただき、意見交換を行った。


(3)【釜山】日系企業 内外トランスライン社(内外銀山ロジスティクス株式会社)視察

釜山新港において倉庫業を展開する日系企業 内外トランスライン社(内外銀山ロジスティクス株式会社)を視察した。同社代表の岩貞均氏より、釜山新港における同社の取組みや今後の展望について説明があり、その後第一倉庫内を視察させていただいた。


(4)【釜山】釜山港湾公社 広報館視察

新港はもちろん、釜山港全体の歴史や役割に関する総合的な情報が展示されている広報館を訪問し、クォン・ジュンヨン氏の説明のもと、釜山新港に関する概況説明を受けた。


(5)【ソウル】韓国国防研究院(KIDA)との意見交換

釜山からソウルへ移動し、基地・安全保障に関する視察として韓国国防研究院との意見交換を行った。北朝鮮情勢、韓国国防政策、韓米同盟、日韓関係について、各専門の博士よりお話を聞き、その後意見交換を行った。


(6)【ソウル】JETROソウル事務所との意見交換

JETROソウル事務所を訪問し、副所長の葦澤氏より最近の韓国の経済動向についてお話を伺い、その後意見交換を行った。


(7)在大韓民国日本国大使館 相星大使ならびに浪岡総務公使兼経済公使との夕食会

在大韓民国日本国大使館の相星大使ならびに浪岡総務公使兼経済公使を夕食会にお招きし、親交を深めるとともに情報交換を行った。


(8)【ソウル郊外】DMZ非武装地帯(自由の橋、第3トンネル、都羅展望台)視察

1953年7月27日、韓国戦争の休戦協定が締結され、その時に設けられた朝鮮半島を南北に分ける長さ248㎞の軍事境界線の南北2㎞を指し、あらゆる軍事行為および敵対行為が一切禁止される非武装地帯を視察した。


(9)【ソウル】韓国貿易協会(KITA)との意見交換

貿易を通じた経済発展を目的に1946年に設立され、現在73,000社以上の会員企業を保有する国内最大規模の貿易振興機関である韓国貿易協会を訪問し、キム・ギヒョン常務(グローバル協力本部長)と日韓の経済連携等について意見交換を行った。


(10)【ソウル】NANTA鑑賞

観光におけるナイトコンテンツの視察の一環として、韓国の伝統音楽「サムルノリ」のリズムに基づいたノンバーバル・パフォーマンス、NANTA(ナンタ)の鑑賞を行った。

以上

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