お○全国44の経済同友会が共催する第28回全国経済同友会セミナーが４月16日（木）から2日間の日程で石川県金沢市を会場に開催された。「戦後70年。地域活性化で日本の再生を。」を総合テーマに4つの分科会で人工減少問題、地域創生、国際観光などの課題を議論した。全国から過去最多の1,355人が参加し、当同友会からは渕辺美紀副代表幹事、東良和副代表幹事をはじめとする総勢11名が参加した。
（セミナー会場の様子）
○セミナーでは、柏木斉氏（経済同友会 副代表幹事、㈱リクルートホールディングス相談役）の開会あいさつ、安宅建樹氏（金沢経済同友会 代表幹事 ㈱北國銀行頭取）、谷本正憲石川県知事が歓迎のあいさつを述べた。また、近藤誠一氏（前文化庁長官 近藤文化・外交研究所代表）が「21世紀：日本の再生、世界への貢献と地方の役割」のテーマで基調講演を行った。
その後、会場を移し4つの分科会が開催された。第3分科会では「日本を訪れる外国人旅行者を増やそう」のテーマで行われ、当同友会から東良和副代表幹事がパネリストとして参加した。金沢には伝統のある質の高い文化があり、観光のクオリティが担保されている。今後は、「地方」はある程度豪華なツアー等で観光産業の「質」を担い、東京・大阪等の「大都市」には格安ツアー等の「量」を担当してもらうのはどうかと提案すると会場から拍手が起こった。
【写真左】第３分科会パネリストの皆さん
【写真右】外国人観光客受け入れ環境について語る東副代表幹事
○翌日17日（金）は、各分科会の議長が分科会で話なわれた内容を報告し、長谷川閑史（経済同友会 代表幹事、武田薬品工業会長）が総括のあいさつをした。続いて、松村友視（作家、泉鏡花文学賞先行委員）が「金沢の不思議」のテーマで特別講演を行った。
（４月１６日（木）セミナー後の懇親会にて）
本セミナーについての記事が、１７日（金）の北國新聞に掲載されております。