平成27年10月7日(水) ~ 9日(金)
参加者 玉城義昭代表幹事、大嶺滿代表幹事、渕辺美紀副代表幹事、東良和副代表幹事、出村郁雄委員長他、 計26名
主催 国際委員会
国際委員会では、最も近くにある隣国であり歴史的な繋がりも深く、パートナー港合意を締結し、今後ますます観光や物流の拡充が期待される「台湾」の視察を行った。
また、今回は(財)台湾経済研究院、(一財)南西地域産業活性化センター主催の
「第16回台湾・沖縄フォーラム」へ参加し、現地企業との交流も行った。
【1日目 10月7日(水)】
≪出発式≫
(出発前に那覇空港にて)
出発前に、那覇空港新国際線ターミナルのラウンジにて結団式を行った。
玉城代表幹事、出村委員長による挨拶の後、全員の自己紹介を行った。
≪台北101視察≫
(台北101外観) (展望階へ向かう)
総高508mを誇る、台北のランドマークタワーである台北101を見学。低層階はショッピングモールとなっており、有名ブランドのショップが並ぶ。
89階にある展望階へは、世界最速のエレベーター(日本製)で昇ります。
(エレベーター、最速のギネス認定証)
( 台北101の前で記念撮影)
≪台北世界貿易中心視察≫
台北101見学の後、隣所にあるMICE施設、「台北世界貿易中心」を視察した。
(特徴のあるピンク色の建物) (センターを上から眺めたの様子)
1階の一部を使用してベビー用品関連の展示会が開催されていた。
イベントは1階部分のみで行われていた。
(2階ホールの様子)
≪中世記念堂視察≫
蒋介石総統を記念して建てられた中正記念堂を視察。有名な衛生兵の交代式は多くの観光客が見学しておりました。
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≪士林観光夜市視察≫
夕食後に士林市場を見学。夜遅くまで多くの観光客で賑わっておりました。
【2日目 10月8日(木)】
≪新竹サイエンスパーク視察≫
新竹サイエンスパークは1970年代に重工業からの脱却を図り、新たな産業の育成のために1980年12月に設立。世界的に知られるハイテク産業の一大拠点となっています。
新竹には、台湾有数の理工系大学である、国立清華大学や国立交通大学があり、また近隣には工業技術研究院があるなど、研究機関インフラと企業との密接な提携により技術向上に寄与しております。また、低い法人税や、生産設備、原材料、半製品等の輸入税免除、製品輸出時の税優遇等、多数の政府支援策があり、年々企業数も増加傾向にあります。
地区内の高所得者層拡大に伴い、近隣には高層マンションやショッピングセンターが建設されています。
≪三井物産台湾事務所ブリーフィング≫
三井物産台湾事務所の東山総経理へ台湾現況をブリーフィングして頂きました。
台湾の歴史から経済状況。政治体制や中国との関係等を分かり易くご説明頂きました。
また、日本との関わりについて、「八田與一」氏の功績や好調な訪日観光業、東日本大震災時の
多額な義援金の事例等をご紹介頂きました。
≪第16回 台湾・沖縄フォーラム≫
会場:晶華酒店(リージェント台北)1階 晶華会Aホール
テーマ:製造業における台沖企業間の更なる連携強化に向けて
台湾・沖縄フォーラムへ参加した。(財)台湾経済研究院 董事長 江丙坤氏、NIAC 会長 石嶺伝一郎氏より開会の挨拶がありました。また、亜東関係協会 会長 李嘉進氏、内閣府沖縄総合事務局 経済産業部長 牧野守邦氏より来賓の挨拶がありました。
その後、基調講演、パネルディスカッションがあり、(財)台湾経済研究院 院長 林建甫氏より閉会の挨拶がありました。フォーラムの後は懇親会が開かれました。
(講演する呂正華氏)
基調講演①
演題:台湾におけるインダストリー4.0の推進現状について
講師:経済部工業局 副局長 呂正華
(講演する牧野守邦)
基調講演②
演題:沖縄・台湾産業交流の推進に向けて
講師:内閣府沖縄総合事務局 経済産業部長 牧野守邦
(パネルディスカッションの様子)
写真左より
コーディネーター:台湾経済研究院 東京事務所 所長 劉柏立
パネリスト(台湾):台日産業合作推進オフィス 総監 葉武松
パネリスト(沖縄):琉球大学 工学部 教授 野口隆
パネリスト(沖縄):沖縄県工業連合会 会長 呉屋守章
≪懇親会の様子≫
【3日目 10月9日(金)】
≪台北南港展覧館視察≫
台北郊外にある総面積46,175㎡の展示場施設を視察しました。
当日は、電子部品を中心にした見本市「TAITRONICS 2015」が開催されており、沖縄県産業振興公社も出展していました。
端が見えない程の広い展示会場に、びっしりとブースが立ち並んでいました。
(出展していた沖縄県産業振興公社スタッフと記念撮影)
日本では「千と千尋の神隠し」でも有名な九份を視察。
あいにくの雨天で窓の外は真っ白ですが・・・美味しい料理とお酒で大いに盛り上がりました。
○ご参加頂いた皆様、大変お疲れ様でした。
*視察報告書につきましては作成次第本HPへ掲載致します。