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沖縄大交易会 プレ交易会 視察

平成25年11月14日(木)PM1:00~PM3:00 於;沖縄コンベンションセンター 展示棟

【参加者:東 良和 担当副代表幹事、稲嶺 有晃委員長 他 (計 21名) 】

前夜祭1   前夜祭2

 

(前夜祭:高良 倉吉副知事による歓迎挨拶)               (前夜祭:出展商品のバイキングも提供されました)

 

【視察趣旨】

●国際委員会では、那覇空港・那覇港を中心とした国際物流拠点の現状および将来展望について調査・研究を行っております。

●沖縄県では、県産品の販路拡大に向けた商品の高付加価値化や海外向け販売力強化を目的に県内生産者の海外派遣および海外バイヤーの招致に取り組むなど、沖縄国際ハブ機能活用促進に向けた様々な施策を積極的に展開しております。沖縄国際ハブ機能活用促進に向けた施策について理解を深めることを目的に、沖縄大交易会プレ交易会の視察行いました。

入口   最初の説明

 

(会場入口の様子)                              (入口にて大会概要の説明を受けます)

【概要説明】

●はじめに、主催団体である沖縄懇話会スタッフより大会概要の説明がありました。

●沖縄懇話会は、平成2年に「本土と沖縄の経済人で交流を深める」という趣旨のもと発足しました。来年、発足25周年の節目に、意義あるイベントを開催しようと、本土側と沖縄側の経済人で話し合って生まれたのが「沖縄大交易会」です。 「沖縄大交易会」とは、主に海外販路開拓・拡大を考えている県内外のサプライヤー企業と海外のバイヤー企業を結びつけるアポイント型の個別商談会です。

●今年は、本番に先駆けて「沖縄大交易会プレ交易会」を開催し、出展サプライヤー企業131社(うち本土61、県内70)、バイヤー企業102社(海外79、国内23)が参加しました。特に、アジアを中心とした海外バイヤーは、個別商談会としては国内最大規模の71社参加しており、まさにグローバルな商談ができる内容となっております。商談会においては、サプライヤー企業・バイヤー企業とも、より多くの商談成約をあげるべく沖縄懇話会はじめ沖縄大交易会実行委員会として、サポート体制の構築に力を入れていました。

商談会の様子   プレゼン

 

(商談会の様子:成約に向けての熱気が伝わります)           (広域アライアンスマッチング:プレゼンテーションの様子)

【視察】

●会場内では運営団体であり、当会会員でもある㈱沖縄コングレのジョンソン美枝常務に案内していただきました。

●2日間の大会日程のうち、視察当日は初日で、午後から個別商談会開始ということもあり、商談会場は熱気につつまれていました。各商談には25分の制限時間があり、参加者の商談成立に懸ける意気込みが伝わってきました。

●商談で取り扱う食料品は冷凍、冷蔵食品スペースに保管されていました。従来、沖縄コンベンションセンターには専用スペースが無い為、通常用具置き場になっている場所を空けて専用什器を搬入し保冷用バックヤードとして利用しているとのことでした。

●併催事業として、「広域アライアンスマッチングin Okinawa」(主催:内閣府沖縄総合事務局、協力:経済産業省 北海道経済産業局)が行われていました。当該事業は、ユニークな素材、製品・商品、技術を有する企業がプレゼンテーションや展示を通して、これら素材等に興味をもちながらも普段出会う機会の少ない方々とのアライアンスを支援するマッチングイベントです。視察時もプレゼン中でしたので併設する展示ブースを静かに見学しました。

●商談会場には展示ブース・サポートブースも併設されていました。展示ブースでは出展商品の展示、説明が行われ、サポートブースでは国外のバイヤーとの商談を進める上での物流、関税、検疫、法律などの相談に対応できるようになっていました。

展示ブース   制限時間

 

(展示及びサポートブース:サプライヤーとサポート機関の方々)    (時間制限タイマー:開始と同時にカウントダウンが始まります)

【意見交換・質疑応答】

●視察参加者からは、先に説明した商談の進め方に関する質問が多くありました。運営側はバイヤー・サプライヤー共に予め情報を共有し、時間を制限することで商談回数と成約率を高めるよう努めたとのことでした。

●さらに施設が狭隘な点や交通アクセスについての意見が多くでました。運営側の対策として、来年の大交易会では同じ会場に加え、併設する劇場棟も使用するためスペース的には2倍にするとのことでした。

●しかし、2倍になったとしてもまだ手狭である為、継続的な大会運営を見込んだ場合、今回会場の3~4倍規模とバックヤード保冷施設の改善も必要であるが、全国的にみてもこのような状態の施設はまだ少なく、新たに沖縄にて建設が計画されている大型MICE施設には冷凍・冷蔵に対応できる専用バックヤードを備える必要があるとの意見が出ました。

●実際に開場に足を運び、現場の熱気を感じる一方、施設的な狭隘さや、保冷設備等の問題点を直接体感することができ、今回の視察も意義あるものとなりました。

集合写真   沖縄コングレさま

 

(視察参加者)                               (左から、㈱沖縄コングレのジョンソン美枝常務、武内 紀子社長)

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