平成25年12月13日(金)PM3:00〜PM8:30 於;万国津梁館(オーシャンホール・サミットホール)
【参加経済同友会】
北海道経済同友会、青森経済同友会、秋田経済同友会、山形経済同友会、
新潟経済同友会、富山経済同友会、金沢経済同友会、福井経済同友会、
京都経済同友会、神戸経済同友会、鳥取県経済同友会、島根経済同友会、
福岡経済同友会、沖縄経済同友会 以上14経済同友会
【主管】 沖縄経済同友会
【参加人数】 104名(県外57名、県内47名)
(会場より海を臨む) (2000年サミット開催時の各国首脳)
【開催趣旨】
「日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット」は、環日本海地域の経済・文化交流を目的に第1回富山大会を皮切りに、島根、青森、新潟、北海道と回を重ね、今回沖縄で開催いたしました。
少子高齢化、人口減少が予想される日本においては、経済のグローバル化の中で豊富な労働力、購買力を持ったアジア地域との経済交流に大きな期待が寄せられております。
一方、中国の経済成長率には一時の勢いはないものの依然として高い成長力を維持しており、中国から東アジア一帯の諸国を中心とした新興国は、「世界の工場」としての立場と同時に、経済の発展に伴って人口過密地域の各国が豊かな国々へと変わり購買力を伴った「世界の市場」として、世界経済を牽引するまでに成長してきております。
成長著しく今後とも魅力あるマーケットとして成長が見込まれる東アジア諸国、中国やロシアと地理的に近く、歴史的繋がりを有している日本海沿岸地域は、その成長性を取り込む可能性に恵まれた地域であります。
沖縄は琉球王国の頃、富山の薬商人が北前船を使い仕入れた北海道の昆布を沖縄に運び、代価として中国の薬草を調達するなど、沖縄を舞台に日本各地とアジア諸国が物流交易を行ったお陰により「万国津梁(世界の架け橋)」として名を馳せたと歴史に刻まれております。 今、沖縄はこのような地理的・歴史的・文化的特性を踏まえハブ空港の活用により、再び日本とアジアの架け橋として相互の発展に貢献することを目的に「国際物流拠点」の構築をめざしております。
今回の基調講演では、「琉球の歴史」と「沖縄県が目指す国際物流拠点の形成」の2つのテーマについて講話をいただき、今後の日本海沿岸地域間の良好な経済・文化交流発展の一助となることを期待し開催いたしました。
【基調講演Ⅰ】
●開会挨拶 沖縄経済同友会 代表幹事 玉城 義昭
(しまくとぅば;沖縄方言を交えて挨拶する 玉城代表幹事) (熱心に聞き入る参加者の皆様)
●演題 「琉球・沖縄の歴史」
●講師 琉球歴史研究家 上里 隆史 様
(琉球・沖縄の歴史を面白く、わかりやすく講演いただきました) (意見交換も活発に行われました)
【基調講演Ⅱ】
●演題 「沖縄県が目指す国際物流拠点の形成」
●講師 沖縄県商工労働部長 小嶺 淳 様
(国際物流拠点の現状と展望についてユーモアと写真・映像を交えたご講話。まるで国際貨物ハブのセールスマンです)
●閉会挨拶 沖縄経済同友会 副代表幹事 東 良和
(今後もウィンウィンの関係で日本海沿岸地域を盛り上げましょう) (レセプション前に泡盛で皆様をお出迎えしました)
【交流レセプション】
●歓迎挨拶 沖縄経済同友会 代表幹事 大嶺 滿
(大嶺代表幹事よりご列席の皆様へ感謝を伝えます) (ヤカラ座芸能が沖縄の伝統芸能「エイサー」でお出迎え)
●来賓挨拶 沖縄県知事 仲井眞 弘多 様 ( 代読 : 商工労働部長 小嶺 淳 様 )
(仲井眞知事からの祝辞をいただきました) (各地経済同友会メンバーを交えて、和やかな円卓)
●来賓挨拶 内閣府 沖縄総合事務局長 河合 正保 様
(沖縄のみならず北海道とも縁のある河合局長より、激励のお言葉を頂きました)
●乾杯挨拶 富山経済同友会 特別顧問 中尾 哲雄 様
(サミット発起人の中尾特別顧問より力強い乾杯) (県産食材や昆布を使った料理に懇親も深まります)
●次回開催地挨拶 山形経済同友会 代表幹事 熊谷 眞一 様
(熊谷代表幹事より次回開催に向けた意気込みを頂きました) (沖縄で宴会の締めと言えばカチャーシー、大盛況)
●閉会挨拶 沖縄経済同友会 副代表幹事 渕辺 美紀
(次回、山形での再会を約束して、沖縄経済同友会より皆様へ謝意を伝えました)