【平成26年1月24日(金) 於;ラグナガーデンホテル 15:00〜20:00】
参加者 43名 (鹿児島側:16名 沖縄側:27名)
(会場の様子)
<意見交換会 : 羽衣の間 15:00〜17:35>
●歓迎挨拶 : 沖縄経済同友会 副代表幹事 金城 克也
沖縄観光の現状について、空港・港湾の利用動向、景気動向含めご挨拶いただきました。
「文化資源を活用した観光振興について、本日は意見を交わしましょう。」
(金城 克也 副代表幹事 から歓迎の意を伝えます) (沖縄側の参加者)
●訪問挨拶 : 鹿児島経済同友会 代表幹事 玉川 文生 様
本大会は平成13年1月24日に第1回目を開催しており、今回で10回を数えます。「観光を軸として沖縄・奄美・鹿児島を繋げる
記念すべき大会になるよう大いに懇親を深めましょう。」とのお言葉をいただきました。
(鹿児島経済同友会を代表してご挨拶を頂きました) (鹿児島側の参加者)
●テーマ報告
(沖縄側)
発表者 : 沖縄経済同友会 観光委員会委員長 出村 郁雄
テーマ : 「文化資源を活用した観光振興について」
沖縄観光の現状と琉球・沖縄の歴史概略を踏まえ、具体的な取り組み事例として「那覇まちまーい」や「沖縄感動体験プログラム」
をご紹介いただきました。
(沖縄観光の現状分析を発表する 出村委員長) (空路・航路増加の影響で韓国・台湾観光客が増加)
(右)お茶菓子として沖縄伝統菓子「ムーチー(月桃の葉に包んで蒸した餅)」を召しあがっていただきました。
沖縄では旧暦12月8日に厄払い・子供の健康を願い各家庭で食します。
(左)那覇市観光協会発行の公式ガイドマップ「那覇ナビ」。地元ガイドによる那覇の魅力を伝える「那覇まちまーい」
が紹介されおり、平成25年度は31本の多様なコースが設定されています。
(鹿児島側)
発表者 : 鹿児島経済同友会 副代表幹事 藤安 秀一 様
テーマ : 鹿児島(鶴丸城)“御楼門(城門)”復元に向けた方向性の提言
(「鶴丸城御楼門復元」の意義を伝える藤安副代表幹事) (復元実行委員会作成のDVDで歴史的重要性を伝えます)
(1873年の焼失前に撮られた鶴丸城城門;東京国立博物館蔵)
江戸時代、薩摩藩には「人をもって城となす」という伝統的な考え方や「郷中教育」という独得の青少年教育のしくみがありました。
伝統に培われた薩摩の質実剛健の気風を後世に伝え、観光のランドマークとするべく、鹿児島経済同友会が中心となり他の
経済団体や地元マスコミの協力を得て「御楼門」復元に取り組みました。
民間主導を目標に掲げ、昨年12月からの一ヶ月で、法人からの寄附が目標の約7割の3億円近く集まりました。
今後は県民の理解・協力も得ながら個人寄付もいただき復元に向けた取り組みを強化し、沖縄観光の取り組みも参考にしながら
成功させたいとのことでした。
●意見交換 : テーマ 「文化資源を活用した観光振興を考える」
意見交換では両県観光の課題が話し合われました。歴史・文化、自然を重視し、民間が主導となり、行政と手を取り合って
「観光」を主要産業の1つと位置づけることが経済の発展にも寄与するとの共通認識を確認しました。
主な意見を三つご紹介します。
①子供のころから郷土の文化・歴史に自信と関心を持った人材を育成すること
②建物・名所などの「点の観光」ではなく、それぞれを繋いでストーリー性を持たせた「面の観光」を展開すること
③見るだけでなく、触れて・嗅いで・聴いて・味わえるような五感を刺激する体験型観光を心掛けること
<懇親会 :18:00〜20:00 明海の間>
(泡盛バーでお出迎え)
●開会挨拶 : 沖縄経済同友会 副代表幹事 渕辺 美紀
(副代表幹事の渕辺より歓迎の意を伝えます) (司会は沖縄側より 比嘉武 組織拡大・交流委員長)
●歓迎挨拶 : 沖縄経済同友会 特別幹事 大城 勇夫
(第1回大会より参加頂いている大城特別幹事) (会場の様子)
●乾杯挨拶 : 鹿児島経済同友会 副代表幹事 下堂園 豊 様
<本日は地酒泡盛(㈱久米島の久米仙:会員企業)で乾杯です> (乾杯の様子)
●奄美代表挨拶 鹿児島経済同友会 常任幹事 吉田 邦男 様
(鹿児島・沖縄の架け橋として、奄美のお話を頂きました) (会場の様子)
<民謡ライブ: 沖縄宮古民謡協会教師 遊処永楽 主 (あしびどぅくる えいらく ぬーし) 石原朝泰 >
(交流会を島唄・三線で盛り上げて頂きました) (民謡ライブを満喫)
(ライブの最後はもちろん カチャーシー) (舞台でも盛り上がります)
●閉会挨拶 : 鹿児島経済同友会 副代表幹事 大津 学 様
(沖縄と鹿児島の良さを分かち合いましょうとのお言葉を頂きました) (一本締めで交流会はお開きです)
(鹿児島経済同友会の皆様は翌日、JTB主催イベント「杜の賑い」にて沖縄の伝統・創作芸能を堪能いただきました)