1.目的および概要:
観光委員会では沖縄の歴史・文化資源を活用した観光振興の取り組みについて理解を深めることを目的に「第135回 杜の賑い・沖縄」視察を行った。「杜の賑い」は、日本各地のお祭りや、伝統芸能の魅力について楽しんでいただくことを目的に、1982年、石川県にて第1回公演から始まり、今回で第135回開催を数えるイベントである。近年では、地域における伝統文化の保護育成、若者たちの創作芸能への芸術支援や、地域活性化事業としてのイベントの色彩を濃くしながら、全国各地で開催されている。
「杜の賑い沖縄」は、本土からの観光客向けに、沖縄観光の閑散期対策の集客を目的に、1984年から開始されたが、今では2日間の開催で国内外より約1万人を集客するイベントとなっており、今回で37年連続の開催となっている。視察では、当会会員でもある㈱JTB沖縄様のご厚意により、当会視察団用に特別席を確保していただいた。
(視察参加者の皆様)
(会場外では、沖縄ならではの食とお土産ブース「味の賑い」が開催されていた)
2.視察日:令和2年1月26日(日)12:30~14:00
3.場所:沖縄コンベンションセンター展示棟
4.参加者:渕辺代表幹事、前谷委員長、委員8名、オブザーバー6名、事務局2名 計18名
5.視察内容:
オープニング「首里城再建への願い」
首里城再建への願いを込めて、首里城創建時、山原と呼ばれた本島北部から大木を切り出し、首里に運び首里城の柱を立ち上げるイメージを再現していた。
「四つ竹大群舞」・「琉球和太鼓」
「マミドーマ」・「龍虎の舞」
エンディングは、杜の賑いの音楽監督である「日出克」様の大ヒット曲である「みるくむなり」をバックに創作エイサーが披露され、最後には舞台と観客席が一体となった恒例の「カチャーシー」で幕を閉じた。
最後に、本視察にご協力頂きました、(株)JTB沖縄様には、大変お世話になりました。この場を借りまして、心より御礼申し上げます。
(文責:沖縄経済同友会 事務局)