大会テーマ『DXによるイノベーションの推進と地域課題の克服
~コロナ禍を乗り越え、九州の経済社会の復興を』
九州の経済同友会が一堂に会する第69回九州経済同友会大会が、11月24日(水)の日程で大分県のホテル日航大分オアシスタワーにて開催された。今年度の大会は「DXなよるイノベーションの推進と地域課題の克服~コロナ禍を乗り越え、九州の経済社会の復興を」をテーマに討議が行われた。8県の経済同友会から260名(うち100名はオンライン)が出席し、当会からは渕辺代表幹事、川上代表幹事、山城副代表幹事、本永副代表幹事、當銘副代表幹事をはじめとする総勢12名(うち2名はオンライン)が参加した。
大会では、姫野代表幹事(大分経済同友会 ㈱大分銀行相談役)の開会挨拶の後、大分県知事 広瀬勝貞氏から祝辞をいただいた。
大会討議では、まず、司会の谷川浩道氏(福岡経済同友会 ㈱西日本シティ銀行会長)より冒頭の挨拶が行われ、橋本 均氏(大分経済同友会 ㈱マリーンパレス社長)が定義や背景等にふれ問題提起。これを受けて、小笠原浩氏(福岡経済同友会 ㈱安川電機社長)、柳井智雄氏(大分経済同友会 柳井電機工業㈱社長)、西原一将氏(鹿児島経済同友会 ㈱西原商会社長)、弊会からは花牟礼真一氏(沖縄経済同友会 ㈱かねひで総合研究所理事長)、の4氏がそれぞれの自社の取り組み事例等を発表した。討議のあと第69回九州経済同友会大会アピールが採択された。
続いて、広井良典氏(京都大学 こころの未来研究センター 教授)より「人口減少・成熟社会のデザイン」と題して基調講演が行われた。
閉会の挨拶は九州経済同友会の次回開催地である佐賀を代表して、馬渡雅敏副代表幹事(佐賀経済同友会 松浦通運㈱社長)より行われた。大会終了後は懇親パーティーがあり、会員間で懇親が図られた。懇親パーティーの閉会挨拶は陣内芳博代表幹事(佐賀経済同友会 ㈱佐賀銀行会長)が行い、来年の九州経済同友会大会の開催地佐賀をPRし、盛会のうちに大会を終了した。