1.  目的および概要:
沖縄の稼ぐ力の強化を目指し、IT先端企業などの知見を活用したDX推進や、島嶼県ならではのドローン技術、AIの導入等に関する調査・研究を目的として、AIやIoTを活用した施設や、愛知県内で開催されるイベント参加を中心とする「名古屋視察」をした。
当視察では、沖縄県におけるDX推進の一環としてのドローン社会実装や、次世代空モビリティ産業化への取り組み、さらに基地返還跡地の利活用に向けたAIやIoTを活用したインキュベーション施設の視察を行った。
2. 期間:令和7年9月23日(火)~24日(水)
3. 参加者:10名
| NO | 当会役職 | 氏名 | 会社名 | 役職 | 
| 1 | 副代表幹事 | 東 良和 | 沖縄ツーリスト㈱ | 代表取締役会&CEO | 
| 2 | DX推進委員長 | 浦上 正人 | 東京海上日動火災保険㈱ | 沖縄支店長 | 
| 3 | 組織拡大・交流委員長 | 小林 文彦 | 川崎重工業㈱沖縄支社 | 上席主幹 | 
| 4 | 常任幹事 | 仲宗根 斉 | 沖電企業㈱ | 代表取締役社長 | 
| 5 | 正会員 | 河端 巧 | ㈱フジタ 沖縄支店 | 支店長 | 
| 6 | 準会員 | 上原 明寿 | ㈱ゆがふホールディングス | 常務取締役 兼 社長室長  | 
| 7 | 準会員 | 森山 崇広 | 三井物産㈱ 那覇支店 | シニアコーディネーター | 
| 8 | オブザーバー | 上原 康貴 | ㈱ゆがふホールディングス | 情報企画部 上席部長  | 
| 9 | 事務局 | 原 和也 | 沖縄経済同友会 | 事務局次長 | 
| 10 | 事務局 | 松島 寛大 | 沖縄経済同友会 | 事務局研究員 | 
4. 視察行程
沖縄経済同友会
令和7年度DX推進委員会 名古屋視察 一泊二日
| 日付 | 時間 | 行 程 | 食 事 | 宿泊地 | 
| 2025年 第1日目 9月23日(火)  | 14:15 15:15 16:50 17:40  | ■参考便 ・那覇空港発(11:35)-ANA304便-中部空港着(13:40) ・那覇空港発(11:55)-JTA042便-中部空港着(14:05) 中部空港 集合・出発 15:15~16:30 視察①:名古屋城 (75分) 名鉄グランドホテル 着(チェックイン) ★夕食懇親会 @ 純系名古屋コーチン 鶏や なか山 名古屋駅店  | 夕食:居酒屋  | 名古屋市  | 
| 第2日目 9月24日 (水)  | 09:00 10:00 13:00 13:45 16:40  | ホテル 出発 10:00~12:30 視察➁:第4回ドローンサミット (150分) ~当初地域である沖縄県におけるドローンの社会実装や、 次世代空モビリティの産業化に向けた新たな取り組みを視 察~ ★昼食 @ ひつまぶし鰻伸分庵 13:45~14:15 大須観音、大須商店街を見学 (30分) 14:30~16:00 視察③:STATION Ai 視察 (90分) ~沖縄におけるドローンの社会実装や、次世代空モビリ ティの産業化に向けた新たな取り組みを視察~ 中部空港 着、解散 ■参考便 ・中部空港発(17:55)-ANA311便-那覇空港着(20:15) ・中部空港発(18:35)-JTA049便-那覇空港着(20:45)  | 朝食:ホテル 昼食:飲食店  | ー  | 
※上記日程は天候や交通状況、運送機関のスケジュール変更などにより変わる場合がございます。
※バス会社:名鉄観光バス
【宿泊ホテル】
| ホテル名 | 住所 | 電話番号 | 
| 名鉄グランドホテル | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区 名駅1丁目2-4 名鉄バスターミナルビル11階~18階  | 052-582-2211 | 
5.  視察先
①第4回ドローンサミット
愛知県・経済産業省・国土交通省が主催で、4回目の開催となったドローンサミットでは、愛知県の大村秀章知事による主催挨拶に始まり、屋外での水空合体ドローンを活用した港湾点検のデモフライト、光と音で利用したエキサイティングドローンショー、当会会員の所属企業ブース(㈱IHI、川崎重工業㈱、日本電気㈱、日本航空㈱、東京海上日動火災保険㈱)を訪問し、各社の取り組みを視察した。有事の際の住民避難や物資輸送等の安全保障分野でのドローン活用についても考察した。




②STATION Ai
2024年10月に開業した日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」では、スタートアップ企業の誘致や支援を行っている他、AIやIoTを活用したエレベーター管理や空室管理等を行っており、沖縄における基地返還跡地利用の参考施設として考察した。




今回の視察では、沖縄県における次世代空モビリティの社会実装の可能性に加え、AIやIoTを活用した先進的な仕組みの中で、スタートアップ支援が体系的に行われている大規模インキュベーション施設を視察でき、地域の新産業創出に寄与するモデルを考察できた大変有意義な視察となった。
最後に、今回の視察にあたり、視察受入先の皆様には多大なるご支援・ご協力をいただきました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
